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萩尾望都先生の著作品『ポーの一族』を描く機会がありまして、エドガーが駆け抜けた時代に咲いていたであろうバラを知らべてみました。イギリスの赤いバラ限定となっております。


エドガーと薔薇系譜
野生種ロサ・ラエウィガータ(ナニワバラ)

Rosa Laevigata

野生種

ロサ・グラウカ
Rosa glauca

チャイナ

センペルフローレンス
Semperflorens

オールドローズ
1987年

グルス・アン・テプリッツ
Gruss an Teplits(オールドローズ/チャイナ)


 〃 

1992年

ジェイムズ・メイスン
James Mason(オールドローズ)

 〃 
〜1837年

タスカニースパーブ
Tuscany Superb

1868年

デューク・オブ・エジンバラ
Duke of Edinburgh

〜1900年

ブルー・マジャンタ
Bleu Magernta


『ポーの一族』

1905年

ヒュー・ディクソン
Hugh Dickson

1924年

ヘンリーネバード
Henry Neverd


『ホームズの帽子』

1935年

クリムゾングローリー
Crimson Glory (ドイツ)


『小鳥の巣』

1959年

リリーマルレーン
Lili Marleen


『小鳥の巣』

1966年

クローネンブルグ
Kronenbourg


『ランプトンは語る』

1075年

ナイトタイム
Night Time (モダンローズ/アメリカ)





普段私達がよく目にする----薔薇といわれて浮かぶイメージが、モダンローズなのですが、発明されたのは1867年に作られた「ラ・フランス」以降で、『ポー』の後半になってこないと出てこないんですね。ただ、グレンスミスが迷い込む『ポーの村』で「このみごとな赤いバラだけでか!」と彼が言っているので、イギリスでは珍しいものだったのかもしれません。もしかしたら、ポーの力で赤く染めているのかも…………なぁんて。

ナイトタイムはエドガーのイメージにピッタリだったので入れてみました。銀色の薔薇・・・グレーパールやダイヤモンド・グレーも重なるかもしれません。又、ヴァリエガータ・ディ・ボローニャのような柄はまるで鮮血のようでぞくぞくします。



1754年 メリーベルと銀のばら
1820年 エヴァンズの遺書
1865年 ポーの村
1879年 リデル森のなか
1934年 ホームズの帽子
1959年 小鳥の巣
     1858年 アンプルール デュ マロー(作出フランス 返り咲き)

1966年 ランプトンは語る
     1868年 デューク オブ エジンバラ(1868 イギリス 返り咲き)

1976年 エディス
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フォロワさんイメージ画



*





模写






「知らないということを知っている」

ソクラテスの言葉です。本来の真意は「人智の価値は僅少もしくは空無に過ぎない」(wikipedia参照)なのですが、それとは違う意味として自分の戒めにしております。

情報過多なこの世界で「ググレカス」なんて言葉をぶつけられる昨今ですが、
モノで溢れている分、自分が知らないことも、相手が知らないことも多々あります。

「こんのもの常識だよ知らないの?」等と言って相手を貶すのは高慢ではないのか?
そもそもどこからどこまでの範囲が常識なのでしょう?
専門的な場所にどっぷり浸かって感覚が麻痺していませんか?

自分が知らないことと、相手が知らないことはたくさんある事を自覚し、
相手を思いやる気持ちを忘れないようにしたいのです。



《2011.9.9.Fri》THE INTERVIEWSにて回答






2012年賀

こんな感じになりました。
片付いたらちゃんとギャラリーページにUPします


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